民間・業務用ガス・H2・液体燃料バーナー・ボイラー用A/F(O2)センサー
排出ガス中の空燃比の検出により燃焼効率を最適化
内蔵ヒーター温度自動制御機能、校正機能、診断機能、エラー通知機能可能
近年の環境保護への関心の高まりから排ガス・効率規制が年々厳しさを増し、規制に対応するため,世界のバーナー・ボイラーメーカー各社は、排気ガスからバーナーの空燃比を検知可能なO2センサーを用いています。
A/Fセンサーは空燃比制御のためのセンサーデバイスです。 バーナーの排ガス中に含まれる酸素濃度を測定して、最適な燃焼状態になるよう信号を出す装置です。 排ガスに含まれる空燃比を全域検出するため、センサー素子に電圧を印加することで酸素分圧及び未燃ガス分圧に応じた電流が得られ空燃比を検出できます。
DENSO製A/Fセンサーは、車両で培われた技術が採用されており、高温という過酷な環境下でも高精度・高信頼性をお客様に提供します。
ラムダO2センサーはストイキ(完全燃焼)を境に出力が急峻に変化しますが、A/Fセンサーはストイキから大気にかけて出力がなだらかに変化します。 空燃比に対して、ほぼリニアな出力が得られる為理想空燃比(λ=1)に近づける制御が比較的容易です。
その為、バーナー・ボイラーにおいては、より精細にガスと空気の混合比の調整を実現でき、HC、CO、NOxといった環境負荷物質の排出量削減に貢献できます。